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​秘密のアンモニア(科学絵本)

ある日の下校中、いつも仲良しのタロウ、ポンタ、マサルは、トマトを育てる勝負の約束をしました。マサル:3人で誰が一番にトマトを育てられるか勝負しよう!ポンタ:お〜。タロウ:いいね!勝負しよう!
3人とも池に帰って、お母さんにトマトの苗を買って欲しいとお願いしました。タロウ母:あの小さい植木鉢でね。ポンタ母:いいわよ。マサル母:いいね、肥料も買ってあげるわ。
2週間後、、、
4週間後、、、マサルの勝利!
勝負はマサルが勝ちましたが、タロウは肥料を買うのはずるい、と言ったため、今度は肥料買うのは無しで、きゅうりを育てる勝負をすることになりました。タロウ:肥料買うのはずるいよ、肥料を買うのは無しで、もう一回!ポンタ:りょ。マサル:いいよ、今度は肥料は買わないよ。
負けたくない3人。3人とも知り合いや本を頼りに、肥料の代わりとなる方法を探しました。
ポンタは、お母さんからのアドバイスで、隣でエンドウを育てました。実はエンドウの根っこにいる菌が、空気中の窒素からアンモニアを作ってくれるのです。
マサルは本を調べ、空気中の窒素が雷によって変化し、土の中の菌がアンモニアを作り出せる状況になることを利用することにしました。避雷針を庭に建築し、雷を集めたのです。お金持ちにしかできません。。
タロウは知り合いのハカセから、植物を育てるのにはアンモニが大事だと聞きました。そして、アンモニアはおしっこの中に入っていると聞きました。おしっこが土の中の菌によって分解されて、さらにアンモニアが作られるということで、土に少し冷やしたおしっこを与えました。
さて、それぞれが肥料の代わりを考え、きゅうりを育てて2週間・・
4週間後、、引き分けです!
さて、みんな同時に収穫ができてので、みんなで食べあることになりました。どうやって育てたか、もみんな気になるようです。ポンタ:エンドウを隣で育てたのさ!マサル:雷を集めたのさ!サンダーキュウリだ!タロウ:ぼ、僕は秘密!
みんなで食べあい、タロウのも好評でしたが、おしっこで育てた、なんて言えないよね、タロウ、、タロウのアンモニアはずっと秘密。マサル:タロウ、教えてくれてもいいじゃん!ポンタ:タロウの美味しいよ!!タロウ:秘密!
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