top of page
  • rice

株式投資と科学エンタメ化計画

更新日:2020年10月29日

こんにちは。


ここ日本は資本主義の国。私は実は株式投資を行っております。


さて、私は、科学エンタメ化計画というものを今まで達成しようと、本ブログ・webサイトで絵本等を作成して発信してきました。


(参考)科学エンタメ化計画とは


そんな私が、なぜ株式投資をしているのか、など説明したいと思います。


1.なぜ株式投資をしているのか。株を買わずに研究機関に寄付をすれば?

 

 科学エンタメ化計画の目的は、一時的な研究者への資金供給ではありません。研究者の元へ、科学を探究する人の元へ、資金が供給され続ける資金の循環を作り出すことにあります。

 そのために、今まで科学絵本を作成したり、動画を作成したり、科学に興味がない人にも、科学によって何かを知る楽しさを感じて欲しいと思い、活動してきました。

 しかし、なかなか乗り越えなくてはならない壁は高いな、と感じています。幼少期のうちに、好奇心旺盛な時期があり、その時期に好奇心がどう満たされたか、でその子の好奇心の持ち方がある程度決まってきてしまいます。これについては以前もブログで紹介しています。

(参考)幼児期の拡散的好奇心


そのため、幼児期に科学に関する好奇心を満たしてもらうことが重要で、その手段として科学絵本を作っているわけですが、科学絵本を買ってくれる親かどうか、という問題があり、科学に関する好奇心を満たしてあげられない親は科学絵本も買わないのでは、と思うわけです。

そこで、前より野望として考えているのが、子供たちが放課後に運動やゲームや読書やおしゃべりなど、総合的にかつ安全に遊べる施設を作り、子供たちの放課後の遊び場として運営したいと考えています。

その遊び場では、どんなことをしていても科学的な思考を使って何かを発見することができるような仕掛けを用意したいと考えています。


しかし、そのためにはかなりのお金が必要です。もちろん運営した際には、お金は取りません。なので融資も無理です。


よって、自分で大金を稼ぐ必要があるのです。その結果、株式投資に至りました。



2.株式投資ってギャンブルじゃないの?

 

以上の株式投資に至った説明だけでは、一攫千金を狙ったギャンブルのように聞こえるかもしれません。実際に、日本では、株はギャンブルと同じように考えている人が多くいるように思います。

確かに、今回のコロナウイルス感染症の大流行や、大地震の発生といった天災によって資産を減らす人は多いでしょう。また、株価は予想どおりに必ず動くわけではないので、運の要素もあります。

しかし、しっかりと情報を収集し、リスクヘッジをすれば、ギャンブル要素を限りなく減らすことができる、ということを株式投資を初めてまだ10ヶ月ほどの初心者ですが、最近学びました。


例えば、実際に今回のコロナウイルスによって、世界で経済が止まり、一気に原油の需要が減りました。一方で、原油産出国では、一時増産の動きもあり、原油価格はマイナス価格に転じるという歴史的出来事がありました。

その後の動きとして、コロナウイルスによる経済停滞が長期化し、しばらくは原油需要は回復しないと読む人が多かったからか、価格は1バレル20ドル付近でしばらく推移していました。

しかし、徐々に世界各地で経済活動再開の動きが出始めた頃になっても、第2波を恐れてか、価格は戻ってこなかったのです。


そこで購入することができれば、かなりリスクを減らすことができます。

歴史を見ると、確かに第2波は恐ろしいです。世界の経済活動が再開してしまうと、また流行が広がり、第2波が来るかもしれません。そう、一度世界の経済活動が再開したらです。

一度世界の経済活動が再開する時期を挟んで、第2波は来ると予想できるので、第2波により再びのロックダウンによる需要減→原油価格下落の前に、一度コロナ前の価格に戻るのでは、と予想できるのです。


ただし、あまりの需要減に、世界各地の原油在庫が溢れる寸前まで行ってました。経済活動が再開して需要が回復しても、在庫から使っていけば、原油価格はしばらく上がりません。

なので、原油価格が第2波前に一度上昇するには、原油在庫の減少という条件がかかることになるのです。


その原油在庫は毎週水曜日に公表されます。その発表で株価が上下するのですが、海外のニュース記事では、よく匿名の関係者が発表前に、原油在庫は減り出している、とか言っていることがあります。その記事を英語ですが読めることができれば、在庫減少をいち早く知ることができるのです。



3.なぜ株式投資の話を?

 では、なぜブログでつらつらと投資の話をしたかというと

・科学に近いところがあるから

です。


株式投資は科学に近いです。ある事象から、論理的に別のことを導き出すことがとても重要になります。

例えば、今回のコロナウイルスによって、まず上昇した株はマスクを生産している会社の株です。

そして次に上昇した株は、薬局系、スーパー系。そしてテレワーク系、テレビ会議システム系、自宅でのゲーム系など。そして、空調設備関係です。

どれもコロナ拡大のはじめには株価を下げていますが、すぐにコロナ前かそれ以上にまで上がっていました。下がった時に買っておけばみんな大儲けです。

しかも、後から見れば、どれもコロナで恩恵を受ける業界であり、株価が上がることは容易に想像できたはずです。


このように、株式投資では、ある出来事を受けて、連想ゲームのように、論理的な推論を重ねて株価が上がりそうな会社の株を安いうちに買うゲームなのです。

このゲームに勝つためには、連想ゲームの訓練が必要で、常に、大きく上がった株や下がった株に対して、なぜ上がったか、下がったかを分析することが重要になってきます。

これはまさに科学と一緒です。ある謎に対して、それがなぜなのか考えるのが科学です。

なので、株を面白いと思える人は、科学の面白い要素を感じ取れやすいのではと思い、株関係の記事をあげよう!ということで、投資の話をあげることにしたのです。


4.これから

では、これから放課後に遊べる施設を作れるようになる金額を投資だけで貯めるのか、というとそれは無理な話だと理解しています。

どのようにこれから資産形成していくのか、じっくり考えていきたいと思っています。


本カテゴリーでは、お金の話を今後も思いついたら掲載したいと思います!


おしまい

bottom of page