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中学の科学・理科の勉強法

学校の休校が続き、自習をしないといけない環境が続いていると思います。


科学・理科の勉強も自習しなければならない状況が続いているのでは、と思いますが、科学・理科に中学に入って躓く人が多くいるので、とても心配です。


科学・理科に躓く人が多くなる原因は、いきなり抽象度が高まり、目に見えない原子や電子等の話が始まるからではないか、と思います。


そこで私がお勧めする中学の科学・理科の勉強法は、教科書を読み物としてしっかり読み、原子や電子の発見の背景を知り、何のために原子という存在を持ち出したのか、電子という存在を持ち出したのか、を理解することです。

(だいたいの教科書には科学的発見の背景も含めて書かれていると思います。)


中間テストや期末テストでの穴埋めのためだけに、原子核の周りを回っているのは電子。原子核は陽子と中性子を含んでいる(水素は陽子だけ)。とかを暗記するだけでは躓いてしまう人が出てくると思います。



注意点としては、わからないものはわからない、としたまま進み、後々その謎が解明されるまで我慢できる人、謎が解明される瞬間を楽しめる人は、先に暗記を進めていき、後々その背景を知るというやり方が一番効率的かと思いますので、まずは電子や原子核等の知識を入れていくのを優先して良いと思います。

一方で、わからないものがあるとそのまま進めない人は、上記の科学的発見の背景を理解しながら進める方法で勉強を進めないと、躓いてしまいます。

(わからないものをわからないとしたまま進められる人かどうかは、推理小説を読めるかどうか、で区別できるのではないでしょうか。)



とにかく、科学の教科書を勉強のつもりで読むのではなく、科学の歴史小説を読むつもりで読むことをお勧めします。


おしまい

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