熱と免疫とインフルエンザ​(科学絵本)

ある雨の日の学校の帰り道。リンタは、かさをささずに、友達と帰っていました。友達:「寒いよ~」リンタ:「傘なんてかっこ悪いよ!」
家に着いたリンタは、お母さんに怒られてしまいました。リンタ:「ただいま!」お母さん:「こら、傘をさして帰ってきなさい!風邪ひくよ!」tたことを怒られる。リンタ:「ひかないよ!」お母さん:「言うこと聞かないんだから・・」
そして、お風呂のあとも、濡れたままリビングに出たリンタは、おかあさんに怒られてしまいました。お母さん:「こら!濡れたままだと風邪ひくってば!お父さん、何とか言ってよ、」リンタ:「ひかないよ!雨じゃなくてあったかいお湯なんだから!」
そこで、お父さんのチャップがリンタにお話を始めました。お父さん:「冷たい水、温かい水にかかわらず、水が液体から気体に変わる時には、周りの熱を奪っていくんだ。100度で水は全部気体になるよね、でも100度より低くても、液体と気体を行ったり来たりしているんだ。だから体が濡れてると、水に熱を奪われて体温が下がるんだ。」リンタ:「そうなのか、雨もお湯も関係ないんだね。でも、何で体温が下がると風邪ひくの?」
チャップ:「体の中にウイルスが入ってきた時に、そいつらをやっつける戦士たちが体の中にはいるんだ。その戦士たちは、体温が高まると働き者になって、体温が下がると、怠け者になるんだ。」リンタ:「だから体温が下がると、風邪をひきやすくなるのか。じゃあ、風の時の熱は下げちゃいけないんだね。」
さて、チャップの話が終わったあと、お母さんがつらそうにしてました。40度近い熱があるし、体のあちこちが痛いそうです。お母さん:「ううう」リンタはヒーターでお母さんを温めました。リンタ:「これで戦えるさ。」しかし、チャップが慌てて止めました。チャップ:「ちょっと待った!」
すぐにチャップは、熱を下げる効果のあるカロナールを渡しました。チャップ:「カロナール!病院行こう。」お母さん:「ありがとう」リンタ:「なんで熱下げちゃうの?」チャップ:「説明はあと!」
病院へお母さんを連れて行く最中に、リンタの疑問にチャップが答えました。チャップ:「熱が上がれば、体内の戦士がよく働くけど、体自体にも負担になるんだ。40度とかにもなると、細胞が傷ついちゃう。。バランスが大切。最近の研究で、インフルエンザの場合は、40度で、細胞を傷つけながら戦うよりも、37度くらいに下げて、ウイルスを弱める薬を飲んだ方が、細胞が多く生き残ることがわかったんだ。」
病院で診てもらい、インフルエンザであることがわかりました。インフルエンザウイルスが増えるのを抑える薬を出してもらい、帰ることになりました。チャップ:「何で濡れたままだと風邪ひくのか。何で体温が下がると風邪をひくのか。”なぜ”を大事にすることはいいことだよ!」お母さん:「リンタがお母さんの言うこと聞かないから、、お父さんみたいに、ちゃんと正しい知識を持って考えなさい。」リンタ:「はーい」