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みえないけれど(幼児向け科学絵本)

見えないけれど 科学絵本
となりにお母さんがいる。それがわかるのはなんで?
お母さんの体で跳ね返ってきた光のエネルギーが僕の目に入って
隣にお母さんがいる。それがわかるのはなんで?
触ったという合図の電気エネルギーが脳に届いて隣にいる!ってわかるんだ。
お母さんの声のエネルギーが僕の耳に届き
隣にお母さんがいる。それがわかるのはなんで?
お母さんの匂いがしたという合図の電気エネルギーが脳に届いて隣にいる!ってわかるんだ。
お母さんが作ったカレーの味が僕の口の中にひろがって
いつでもエネルギーが僕に「ここにいるよ」と伝えてくる。
見えないけれど空気の中の酸素が筋肉に届きエネルギーを与える。
見えないけれど、文字を乗せた電波のエネルギーが空間を伝わって文字をとどける。
目には見えない光のエネルギーが皮膚に当たって日焼けをする。
僕たちはエネルギーを操りエネルギーで動いて
目から脳にエネルギーが届いて隣にいる!ってわかるんだ。
僕の手がお母さんの顔に触れて
隣にお母さんがいる。それがわかるのはなんで?
音が聞こえたよという合図の電気エネルギーが脳に届いて隣にいる!ってわかるんだ。
お母さんの匂いが僕の鼻に届き
隣にお母さんがいる。それがわかるのはなんで?
味を伝える電気エネルギーが脳に届いて隣にいるってわかるんだ。
なにもない?
なにもない?
太陽は見えないけれど
この世界はエネルギーで満ちていて僕たちもエネルギーそのもので
エネルギーとともに世界は広がりそのなかで生きている

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