こんばんは。
最近は、科学絵本や幼児向け絵本のストーリーは色々と思いつくものの、
絵を描くのが苦手な私は、なかなか絵を描く作業を進めることができず、
そんな感じで時間をかけていると、イマイチな内容だな〜、と考え直し、
作成をやめる・・・という繰り返しです・・
今日も、先月にはストーリーが完成していた幼児向け絵本の絵を描く作業が捗らず、
ついには、つまらないストーリーだな、、と思い直し、ボツになりそうです。
そんなこともあり、今日は、誰かと誰かが入れ替わったり、誰かが過去に戻ったりする系のアニメやドラマ、映画を見るたびに思うことをブログに書くことにしました。
記憶もなぜ?
天国と地獄や知ってるワイフというドラマを今期見ているのですが、
これらがまさに、主人公が入れ替わったり、過去に戻ってやり直したりする系です。
この時の記憶の位置付けについて、いつもを気になることがあります。
天国と地獄の場合
天国と地獄では、主人公の刑事Aと殺人事件の容疑者Bの意識が入れ替わってしまいます。
その際に、Aは刑事としての記憶を持ったまま、容疑者Bとして生きていくことになり、Bは事件の真相に関する記憶を持ったまま、刑事Aとして生きていくことになります。
しかし、一般的に、記憶は脳に保存されています。
なので、このドラマのようなことが起きるには、脳ごと器用に入れ替わった、と考える必要があります。
仮に意識だけが入れ替わったのであれば、刑事Aは容疑者Bの知っている事件の真相を入れ替わったことで参照できるわけで、一方で、自分が刑事であった記憶は脳内になくなっているわけです。
すなわち、入れ替わったことにどちらも気付かない、ということになります。
または、Aは自分がBだった、Bは自分がAだった、と認識してしまう、脳の障害が起きているのであれば、
Aが持つBであった記憶は妄想だし、Bが持つAであった記憶も妄想で、一時的に、A自身、B自身の記憶を脳内で参照できなくなっているだけではないか、と思います。
なので、このドラマでは、脳ごと入れ替わっているか、入れ替わってしまった、という妄想をしているのでしょう。
知ってるワイフの場合
知ってるワイフでは、主人公が過去を変えたくて、過去に戻ります。
過去に戻った際には、過去を変えたいと思っていた現在の主人公の記憶を持ったままです。
これも天国と地獄と同様に、
記憶は脳内に保存されているので、身体(脳)ごと戻っていないと、現在の記憶を持つことはできません。
有名な映画Back To the Futureでも記憶も持ったまま、過去に戻りますが、過去に戻った際には、過去の自分が過去にいて、それとは別に現在の自分も過去にいて、同時に自分が過去に二人いることになります。これは明らかに、身体(脳)ごと過去に行った、ということがわかります。
一方で、知ってるワイフでは、過去には、自分は二人いません。
過去の自分が現在の自分の意識を持ちます。
過去の自分のところに意識だけ戻っているのであれば、本来はその過去の脳には、
現在の記憶はないので、戻ってきたことに気付けないでしょう。
なので、これも身体(脳)ごと過去の自分と現在の自分が入れ替わったということなのでしょう。
ということは、現在にいってしまった過去の自分は、
家で寝てたのに、車を運転してて、カーナビに登録してある自宅に帰ってみたら、知らない人が妻として家にいて、すごい怒っている、という状況でパニックでしょう。
意識だけの移動が可能なら・・
仮に、意識が脳から生じるものではない何か摩訶不思議なもので、意識だけの移動が可能であるなら、
入れ替わりや過去に戻った際には、記憶が付いて来てないため、その事実に気付けないでしょう。
もしかしたら、私自身、自分の人生しか経験していないつもりでいても、
昨日までは違う人の人生を経験していたかもしれません。ただ今の脳に、その他人の人生の記憶がないだけで。
もしかしたら、未来の自分が大きな後悔をし、人生をやり直したい、と思って、現在の自分のところに戻ってきているのかもしれません。ただ今の脳に、その大きな後悔の記憶がないだけで。
ただの妄想ではあります。
ただ、ある有名な日本メジャーリーガーの方は、この発想で、大きな成長を遂げたそうです。
選手として活躍できていない未来の自分。
一度だけ20歳の自分に戻ってやり直すチャンスを与えられた。
そして戻ってきてるんだ。
だから、もう失敗しないように、やれることは全部やろう。
やり直したい、と思うことはみんな誰しもあるでしょう。
しかし、過去に戻ったところで、同じ知識や環境、記憶といった条件の元では、また同じ過ちをすることになってしまいます。
だから、やり直したい、と未来で思わないように、
今を精一杯できることをやることが重要なんだ、
と思える妄想でした。
おしまい
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